大学アメフト界スーパースター達の経済・金融界での活躍
ラグビーに関しては、私の兄が早稲田大学出身ということもあって、昔から早稲田の応援をしていました。特に私が大学6年の時には、期待の新人レギュラー3名(堀越・今泉・藤掛)の活躍もあって大学選手権で優勝し、社会人王者の東芝府中にも勝利して日本一に輝き、狂喜したものです。今では、ラグビーに関しては、地元の神戸製鋼コベルコスティーラーズの応援をしています。
アメリカンフットボールに関しては、今では不祥事もあって弱体化してしまいましたが、私が大学1年の時に母校の京大が初めて関学を破って甲子園ボウルに出場しました。甲子園ボウルでは翌年日大に勝ったため、ライスボウルを観るため国立競技場まで応援に行った記憶があります。
私が大学5・6年のときは京大アメフトの全盛期でした。当時怪物と謳われたQB東海辰弥氏を有する京大は、関学・日大・レナウンを撃破して、2年連続日本一に輝きました。
その東海辰弥氏が、今日発売された週刊誌で、アサヒビールのマーケティング第一部新部長に就任したことが紹介されました。以前の記事では、商品開発第一部エグゼクティブプロデューサーとして活躍されていたことも紹介されています。
名QBは組織の参謀役としても活躍して、企業を牽引しているようです。
一方、京大と幾多の名勝負を繰り広げた、関学アメフトの名WRの堀古英司氏は、関学の経済学部を卒業後、現在ではHoriko Capital Management LLCのCEOとして活躍中です。投資家として著名人であり、マスコミにも数多登場されていて、下記のブログも運営されています。
堀古英司の「米国株式の魅力」
大学時代のスーパースターが社会で活躍されている姿を知るのは嬉しいものです。
ただ稀代のアスリートであっても多忙とストレスで自己管理を怠ってしまうと、体調を崩してしまい、生命の危機に見舞われてしまうこともあります。
私の高校の偉大なる先輩である故宿沢広朗氏は、ラグビー日本代表監督も務めたラガーマンとして有名でした。その溢れる才能はビジネス界でも遺憾なく発揮されて、三井住友銀行の専務取締役にまで登りつめられました。
ただその激務とストレスとが災いしたためか、登山中に心筋梗塞を発症し、55歳の若さで息を引き取られました。
日本のラグビー界・金融界に於いて余りにも惜しまれる急逝でした。
凡人の私が述べることではありませんが、現代では情報のエントロピーが増大し、社会が激変する中で仕事の内容は高度化し、量は増える一方です。社会の第一線で働かれる方には、ストレスと激務に追われつつも、極力健康管理にも努められ、時には癒しの時間も設けて、健康で長生きされることを祈るばかりです。