アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)を用いた婦人科がんスクリーニングの有用性に関する文献の紹介
本日、AICSを用いた婦人科がんスクリーニングの有用性に関する以下の文献を入手したので紹介します。
「アミノインデックス技術」を用いた新規婦人科がんスクリーニング法の有用性:横浜市立大学附属病院産婦人科 宮城悦子他、日本人間ドック学会誌 第26巻 第5号別冊
この文献で示された事は、以下のような内容です。
1) AICS(子宮、卵巣)は子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌のいずれに対しても1期から検出可能であり、特に子宮体癌、卵巣癌の早期スクリーニング手法として有用である可能性が示唆された。
2) 子宮頸癌に関しては、組織型にかかわらず、腫瘍マーカーよりも有意に検出可能であることが示唆された。特に子宮頚部腺癌の検出率向上に有用である可能性が示唆された。
3) 子宮体癌に関しては、腫瘍マーカーCA125と比較して有意に高い感度を示した。
4) 卵巣癌に関しては、腫瘍マーカーCA125と比較して同程度の感度を示した。
以上のことからAICSを用いた婦人科がんスクリーニングの有用性が示されています。
なお、婦人科がんスクリーニングの対象年齢はは20歳から80歳とのことなので訂正させていただきます。

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