マラソン大会の棄権
今まで個人としては、5kmから10km・ハーフ・フル・ウルトラマラソンまで数多くのレースに出場してきましたが、仕事の都合以外で棄権するのは初めてです。レースに出場できることのありがたみを痛感させられます。
2月に開催された、泉州国際のレースで完走した後から何となくずっと腰に違和感を感じていました。1ヶ月前のゴルフのラウンドの際、4番アイアンでティーショットを放った後、腰に「ぎくっ」と来ました。これまではぎっくり腰を経験しても数日で軽快していました。
今回は疼痛後の経過が良くなく、今でも左腰に少し違和感を覚えます。去年から今年にかけてのフルマラソン4度の完走とときどきのゴルフのラウンドが腰に相当な負担をかけていたようです。
少しは身体を休ませろとの天の声のような気がしますので、今は自重して読書に耽っています。私は昔のブログでは「exercise dependency(運動依存症、運動中毒」というペンネームで体脂肪率シングル(10%切り)を目指していた時期もありました。体脂肪率とかスコア、タイムといった数字にこだわってはいけないのかもしれません。モチベーションの維持のために、スポーツにおいて目標となる数字を設定するのが大切だと思っていましたが、そんなことを言える年齢ではないのでしょう。
私は「走った距離は裏切らない」の名言で知られている、マラソンランナーの野口みずき選手をずっと応援していたのですが、彼女は北京オリンピック前のオーバーワークによる故障を経てから一度も万全な状態で走れずにいます。ハンマー投げの室伏選手のように、加齢を重ねても絶えざるフォームと練習方法の研究&心身の鍛錬によって世界トップの実力を維持している選手もおられますが、スポーツの世界ではどうしても加齢による肉体の衰え、疲労回復の遅延は避けられません。
もどかしい日々を送っていますが、また復活して存分に走れる日が来るのを願うばかりです。

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