20の宇宙法則~「秘教真義」から
これらの本は内容が現実離れしているため、書かれていることに対しては頭で考えるのではなく、ハートで感じ取る必要があると思います。
どの本にも人生を生きて行く上での智慧が詰まっています。参考になる箇所をまずは「秘教の真義」から引用しておこうと思います。

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人間の人生における目的は、この物質世界において彼自身にこびりついている否定的・消極的条件を征服することです。
魂が輪廻転生を繰り返すのは、今の人生が我々の生きる唯一の人生の機会(チャンス)ではないからです。人生の克服が同時に死の征服であり、輪廻転生の終止・打ち止めとなります。
我々の目的は自己克服であり、魂の光輝(イルミネーション)つまり我々が自己の魂に意識的に気付き、そこで光・知恵と一体化すること、自己意識を宇宙意識に高めることが目的です。
人間が生きることに関してはある一定の法則が存在します。その法則は宇宙の諸天体を運動させている法則と同様に不変不動の法則です。下記がその宇宙法則です。
1)意識想念の法則~現在意識的な想念がなけれが何も創造されない。凡ての主観的創造は、意識単位(人)か全体心(宇宙)かのいずれかの思考の結果である。
2)時間の法則~時間は、空間の渦状管を物が動き放射しているから存在しているに過ぎない。
3)物質の永遠運動の法則~各々の分子、各々の原子、各々の電子は連続的運動をしており、同時に自己の微粒子を放射し続けている。だから、イオン化と物質分解は新物質の出現を可能にする。
4)積極消極の法則~積極消極の(プラスマイナス)の二極がないと何物も存在することは出来ない。あらゆるものに二極があることが創造構成の基本法則である。
5)振動の法則~すべてのものは、各々異なるオクターブの振動によって存在している。その振動率に従って、表現生成の形式が規制される。
6)進歩の法則~すべてのものは、有限界・宇宙無限界の両面において、絶えざる運動、変化と進歩を続けている。
7)一体化の法則~神すなわち宇宙意識がすべてであるから、すべてのものがそこに含まれている。有限界のすべてのものは宇宙心のあらわれであるから、宇宙の部分である。すべてのものは一体である。
8)生れ更りの法則~生れ更りの不変法則は、すべての人間(魂)に対して平等の機会と経験と進歩とを与えるために創られている。人間は、有限物質界の経験がその人のより高い進歩発展に、もはや不用となる時点にまで、生れ更りを続ける。
9)原子の法則~振動の全オクターブは、正が反を呼び、プラスがマイナスを引きつける。原子の法則は、積極消極の法則と結合している。
10)生命の法則~生物界と無生物界とを決める程度は、そのものにスピリット(生命活力)が入り、それが各細胞核に分枝する量によってきまる。あるレベル以上のスピリットがあれば生物と言う。ある生物の組織体のスピリットの量があるレベル以下に落ちるとそこに死がはじまる。
11)円とカーブの法則~宇宙的立場から言えば、あらゆるものは、有限のものだろうと宇宙的無限のものだろうと基本的には角度的である。変化発展の法則によってすべてのものが角度的からカーブ的に変わり、遂には円となる(完全化の総合~神我一体)。
12)三角の法則~あらゆるものは、霊・魂・宇宙粉による三角形の三点によって、有限界にあらわれている。三角形の頂点一から底辺の二点(積極消極の二)を生じ、三角形内部の三を生じる。
13)物質界の意識の法則~物質界にあらわれている意識(魂)は、まず物質肉体を放棄して、意識(魂)として宇宙無限界に入らない限り、宇宙心と完全に接することはできない。宇宙というものは、その場を占有するものの性質によって規制される。
14)魂の成長方向~我々のなすあらゆる経験は、更に高級で、偉大な経験を指向している。経験は成長発展をもたらし、成長発展は遂には宇宙意識との接触に至る。
15)意識の活動の限界~宇宙意識は、全体的活動だろうと部分的活動だろうと、活動する場合には、自分自身の角度と曲線に調和した方向と場所にのみ活動できる。
16)否定消極の法則~人間そのものは、否定的力によって自己が断続的奴隷状態にある責任をとる、唯一の表現物である。否定消極は、否定消極の上に育ち成長する。この問題を解決するためには、自分の心をいつも積極的調和的思念で充満しておくことである。
17)時間(空間と周期)の限界~時間は時間内の物の運動によって創られ、宇宙心によって活動する。物が運動している有限のスペースチューブ(空間渦状管)は六次元体によって束縛されている。
18)周期の法則~非常に多数の意識単位(魂)が足並みを揃えてある状態(レベル)にまで達すると、彼らは集団的に太陽により近い惑星にと生れ変わる。この地球にある意識群の一波が過ぎ去り、別の意識群がくることは、この地球のあるサイクル(周期)の始まりと終わりとを示す。
19)物質進化の法則~あらゆる原子は、変化の法則に従って、絶えず微粒子を放射しており、さらに別の法則に従っている。原子は積極肯定的なスピリット(生命活力)に対して消極否定的であるから積極的なスピリットに吸引されて分子を形成し、それからいろいろな物質の集まりである肉体となる。スピリットの大量の流入がこれらの形態を一方から他方へと変化させ、いわゆる進化となる。
20)原因と結果の法則~前もって創られた原因が結果となって表れる様になってはじめて、今あらわれている凡てのものが存在する。我々の人生のあらゆる瞬間瞬間が、我々に避け難い結果となって表れるところの原因となる。その実現した結果に対する態度と処置とがまた、次の新しい結果をもたらす原因となる。