NHK朝ドラ「カーネーション」~その3「アーカイブス」

毎朝見るのを楽しみにしている、NHK朝ドラ「カーネーション」ですが、今日の昼のNHKアーカイブス「カーネーション」では、この物語の主人公故小篠綾子さんの驚異的な人生の軌跡が放映されました。
その内容と故人の人生とに深い感銘を覚えたので、印象的な台詞やシーン、生き方を以下にメモしておこうと思います。
1)生涯青春。お洒落を忘れたら女はおしまい。
2)好奇心の固まり。先取り精神。
3)正直さが大事。これが子供達(コシノ三姉妹)の個性を産むと共に子供達の精神の根底を貫いている。
4)だんじり(パワーと喧嘩魂)が元気の源。
5)90歳にして人生を知る~70歳を過ぎて娘達から引退を勧められても「私に早く死ねというのか」と怒りで対応し、74歳から自分のブランドを立ち上げるというチャレンジャー精神を持つ。その影響を受けて、同年齢(74歳)で長女のヒロコさんも画家としてデビューを飾る。
6)目的と理想がなければ人は老いる。他人との絆(グループ作り)を大切にする。
7)老いとの戦いでは、(日記には記しても)他人の前では弱音を吐かない。病気と共に生きる。帯状疱疹罹患の痛みは仕事や趣味(日本舞踏)によって解消する。
8)子育てではつぼをおさえる。仕事が激務で子供達に何もしてあげられなくとも、戦時中でどん底の窮乏生活の中、娘にクレヨンを買って与え、才能を伸ばす。決して型にはめない。
9)大きな満足のためには小さな満足を犠牲にして耐える。娘たちの進学に関しても留学に関しても目指す道に反対したりはしない。一人で生きる苦労・貧乏を覚えさせるために、三女のミチコさんが留学先のロンドンでお金を遣い果たして窮乏生活を送っていても、大根等の食糧を与えるだけでお金は与えず、決して甘やかさない。
10)人生は宝物だらけである。
11)他人の笑顔が自身の一番の喜び。故人の葬式では、故人からパワー・元気を貰っていたので多くの参列者が笑顔を見せていた。
12)娘の最大のライバル。長女のヒロコさんは、自身の永遠のライバルは次女のジュンコさんだと思っていたが、母親の死後に実は最大のライバルは母親であることを痛感させられる。
私は現在、M・ドーリル博士の著作を読み耽っていますが、「聖書の真義」で解説されていた、イエスの至言「隣人を愛せよ」の道を生涯貫いたようにも思われます。このWikipediaの解説にもありますが、故人はクリスチャンだったのですね。
今月19日に開催予定の「泉州国際市民マラソン」では、岸和田市内もコースに入っていて、応援の一環として「だんじり」も披露されます。
2年ぶりの参加となり、今からとても楽しみです。

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