明治の粉ミルク「ステップ」からセシウムが検出

⬆の図は、以前の私のブログ記事「関東の放射能被曝の現状」の中で取り上げた、放射能濃縮データの1例です。
本日、下記の記事にあるように、とうとう粉ミルクにまでセシウムが検出されてしまいました。
<以下引用>
[東京 6日 ロイター] 明治ホールディングス<2269.T>傘下の食品大手、明治は6日、同社の粉ミルク「明治ステップ」(850グラム缶)から1キログラム当たり21.5─30.8ベクレルの放射性セシウムが検出されたことを明らかにした。広報担当者によると、噴霧乾燥する際に使った熱風に一部放射性物質が混入したとみられる。
国が定める粉ミルクの暫定基準値は1キログラム当たり200ベクレルで、今回の検出量はこれを下回っている。
セシウムが検出されたのは賞味期限が2012年10月4、21、22、23、24日の製品で、同社は同3、4、5、6、21、22、23、24日の製品約40万缶を無償交換する。
<引用終了>
国が定める粉ミルクの暫定基準値は1キログラム当たり200ベクレルとなっていますが、「ドイツ放射線防護協会から日本人への助言」に拠れば、
<以下引用>
2.評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kgあたり4 ベクレル〔以下 Bq:訳者注〕以上のセシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。
<引用終了>
乳児、子ども、青少年に対しては、1kgあたり4 ベクレル未満のセシウム含有量の飲食物の摂取が推奨されています。
企業による安全性に関する説明を鵜呑みにすることなく、最大限の注意を払うことが望まれます。

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