第32回兵庫神鍋高原マラソン全国大会
私はここでの夕食をいつも非常に楽しみにしています。ここの食事とその摂取カロリーを消費するために、マラソン大会に出場しているような気すらしています(苦笑)。
今までは、チョウザメ料理とすっぽん料理とを交互に食べていたのですが、今回はお任せで料理を出してもらいました。
何となく気が引けたので写真は撮らなかったのですが、特に生の岩牡蠣、さんまを利用した刺身や天ぷら、但馬牛のたたきやすっぽん小鍋が美味だったのが印象的でした。例によってレース前日にもかかわらず、地酒の香住鶴2合をビールの後に飲み、幸せな気分で床に就きました。
ここは、これからも年2回定期的にレースと食事のために訪れる常宿となりそうです。


今朝は7時頃に受付のため現地に行ったのですが、まだドーム内への入場者はまばらでした。ただ今回は5000人の出場者とその家族とでレース前後にはいっぱいの人出となりました。
今日はスタート時には曇り空で比較的涼しく、ランニングには絶好のコンディションでした。
残酷マラソンほどではありませんが、高原の登り下りは厳しく、ハーフでは同じコースを2周するため体力の温存も必要となります。
2周目に入ってから陽射しがきつくなってしんどくなってしまったのですが、それから腹筋と骨盤(特にインナーマッスル)とを意識して走るようにしてからピッチが上がりました。
野球やゴルフでのピッチングやスイングを解析したものとして、「二重回旋運動」という理論があります。これは、以下のような内容です。
<以下引用>
「脊柱を回旋させる事で最初のスピン(1stスピン)が生まれる。第二回旋軸は肩甲骨と腕で形成されている。肩甲骨から肘まで上腕を回旋軸と考え、肘は90度に曲げておく。そして上腕を内向きに(シミュレーションにおいては随意運動と反射運動との違いを表現しづらいが人体の場合は反射的動作に限定する。)回旋運動が生じれば第二の回旋運動(2ndスピン)が生じる。バッティングの際には投球における前腕をバットに置き換えて対応させる。
そして第一軸の回旋が進んだ際に第二回旋軸のトルクが発生すればダブルスピン投法、打法が成立する。その際、コリオリ力がバットや前腕の伸展の際に発生し、リリース動作に寄与する事になる」
<引用終了>
これはゴルフのスイング理論で利用されていますが、ランニングにも応用が効きます。股関節を効率良く働かせるためには、俗に「インナーマッスル」と呼ばれる、「腸腰筋」を鍛錬して、股関節を屈曲位にしておく必要があります。そうすれば骨盤(腰の捻転)を使った走りが可能となります。
腹筋と腸腰筋とを意識して走るようにしてからピッチが上がり、グロスタイムで1時間50分22秒、ハーフ男子40歳代では453人中159位、ハーフ全体では1620人中477位でゴールすることができました。(今月の累計走行距離187km)
今月はあまり走り込みができていなかったので、この結果には満足しています。
いつも上半身の筋トレを目的としてゴルフのラウンドをしていますが、骨盤や肩関節、腸腰筋の鍛錬にも有用なのかもしれません。そのため、「フルマラソンでサブ4、ゴルフで100切り」の最低限の目標は継続していこうと思います(苦笑)。

にほんブログ村

にほんブログ村

