開業を通した人脈の拡大と趣味の活用
私の場合は、昔から開業に向けた準備をしていたわけではありません。今までは大学に戻って研究をして博士号を取得したり、癌の手術や腹腔鏡手術等の医学的技術を磨くことに専ら努力を傾注してきました。
ただ自分の理想とする医療の実現には、結局自分でクリニックを立てないと難しいと感じていたのは事実です。
1)自宅すぐ近くに物件があり、医療モールではなく、自分の理想とするクリニックを建築できる。
2)頼りとなる女性のexecutive producerが共同経営者としてクリニック経営に参加してくれる。
3)自分の居住するマンションのローン返済が済み、資金面でのリスクが減った。
開業に踏み切るようになってから種々の業種の方々と接触するようになりました。また金融・法務・労務等の勉強も欠かせません。
起業して頑張りたいとの思いが強ければ、今までは顔見知りであってもビジネスでの付き合いがなかった方とでも交流が深まります。
私はこれまで仕事以外の趣味、例えば飲酒とかジムでのトレーニングとかゴルフとかマラソンとか観劇とかでの交流も大切にしてきました。
医師同士の付き合いは閉鎖的なことが多く、交流関係の拡大には限界があります。
特にレディースクリニックを開院するにあたっては、女性目線による女性の意見は欠かせません。
その意味で健康ブームによって女性ランナーが増えたり、若い女性ゴルファーが増えているのは望ましいことです。
観劇好きの女性は多いので、舞台や衣装等が内装その他のアイデアに使えるものもあるかもしれません。
尤も宝塚歌劇的に絢爛豪華にするようなお金もアイデアもありません(汗)。それでも、阪急沿線の御影駅近くでもあり、可愛くて優雅なクリニックにはしたいものです。
まだ基礎工事中ですが、建物の完成が楽しみです。