3ヶ月振りに産直再開
それでも種々の理由から、今月より産直を再開することにしました。神戸市の垂水区内にある総合病院に非常勤で勤務し、毎週の当直と産科外来を担当します。
基幹病院での仕事は久しぶりとなりますが、身が引き締まる思いがします。医療の世界では病医院の規模・レベルに応じて1次・2次・3次医療機関に区分されます。医療機関によって取り扱うことのできる医療内容が異なり、扱えない症例は高次の医療機関に紹介することになります。
私は開業した段階で1次の医療機関として地域医療に貢献していきたいと考えていましたが、これからは時折産直を通して2次的な医療機関で仕事に従事することになります。
私から上の産婦人科医の年代は、福島での1件(これは今問題となっている福島原発被災関連ではなく、「福島県立大野病院産科医逮捕事件」のことを意味します)以来、多くの医師が産科の第一線から撤退してしまいました。
そのため、中堅がいなくて若手ばかりの職場となっている基幹病院が全国で多くなってきています。産科を担う産婦人科医不足は、特に地方で一層顕著になってきています。
このような状況下にあり、微力ではありますが私なりに地域医療に貢献できるように頑張っていきたいと思います。

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