診療のシミュレーション

今日は、スタッフのみで診療のシミュレーションが実施されました。電子カルテ・画像ファイリング・超音波機器・検査会社の方々が一同に会し、スタッフが模擬患者となって実際の診療の流れを掴むようにしました。
実際に試してみると多くの問題が発生することがわかります。
上の写真にある独自のiPad問診票は可愛く、また便利なのですが結構入力までに時間を要しました。ちなみに小島こじ子という名前で使用しています(笑)。
超音波の画像の取り込みに関しては、業者の方が事前に念入りに調整をされていて、またDICOM方式なので、P2ボタンを押すだけで自動的に画像ファイリングのモニターに転送されることがわかり、その早さと設定の簡単さに感動しました。上の写真の左側の画像です。まだ実際の画像は描写されていません。
検査会社の血液検査のデータはすべて電子カルテ内に自動的に取り込まれました。また、病理や細胞診の結果は用紙で配布されるとともにUSBチップ内にPDFファイルで保存されています。そのデータも読み込めることが確認されました。
他には院内の血液検査や尿検査、生体モニターの結果も簡単に電子カルテに取り込まれる設定としてあります。
明日からは模擬診となります。
まだ採血・注射等の処置や処方がないので実際の診療とは掛け離れていますが、運用上の問題点が多く見つかるだろうと思われます。
ペーパーレスで運用するのはかなり大変ですが、プライバシーに配慮しつつ、何とか慣れていきたいものです。

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