購入した書籍を整理する難しさ~過去の読書の追憶
久しぶりに書籍を手に取ると、読んでいた当時の記憶が蘇って懐かしい想いに捕われてしまいます。
自分の興味の多彩さを反映してか、あらゆるジャンルの書籍が並んでいます。文学・哲学・劇・政治・経済等さまざまです。
自分の読書の方向性には流れがあったのがよく理解できます。
昔はよく観劇をしていて、その度毎に原作を読んでいました。その影響で、以前ブログにも記しましたが、F・スコット・フィッツジェラルド著「グレート・ギャツビー」を読んだりしました。
また「カラマーゾフの兄弟」雪組公演の観劇のために、原作を再読しました。ただ私は新訳で好評を博している、「亀山郁夫訳 光文社古典新訳文庫版」ではなく、昔ながらの「岩波文庫版」を購入しました。この辺にはこだわりがあります。ついでに、「謎とき『カラマーゾフの兄弟』」江川卓著を読んだりしました。
シェイクスピアの「ヴェニスの商人」の天王洲銀河劇場での観劇のために、メジャーなシェイクスピアの作品を再読したため、何故か「ハムレット」等7作品が置いてあります。
私の好きな文芸評論家故小林秀雄氏に関しては、橋本治著「小林秀雄の恵み」、山本七平著「小林秀雄の流儀」等の作品があります。その頃からいっとき山本七平氏の著作に耽り、「日本人とは何か」「日本人とアメリカ人」「イスラムの読み方」「日本人とユダヤ人」等色々読みました。
その影響や、内田樹著「私家版・ユダヤ文化論」を読んだこともあって、ユダヤ人に関する評論(村松剛著「ユダヤ人」等)を読みあさり、「旧約聖書」全編(約1500頁)を通読しました。
哲学書に関しては、デカルト、カント、ハイデッガー、ベルクソン、ハンナ・アレント、老子等が並んでいますが、これは全部読めてはいません(汗)。特にカント、ハイデッガー等はなかなか頭に入りませんでした(滝汗)。
経済関係では、ドラッカー、ライシュ、ハイエク、高橋洋一氏、水野和夫氏、池田信夫氏、大前研一氏、副島隆彦氏の著作等に目を通しました。これに関してはコメントを控えさせてもらいます(苦笑)。
宝塚歌劇や劇団四季・東宝の舞台等のパンフレットも数多くありますが、これも捨て難いですね。何故か「ベルサイユのばら」~フェルゼンとマリー・アントワネット編~1989年星組版のビデオテープまで出てきました。日向薫、毬藻えりのお二人がトップスターを務めていたころの作品です。貴重なテープですね。
一般の作品では、「日本語が亡びるとき」、「家族というリスク」、「家族の昭和」等の作品が印象に残っています。
他には、阿佐田哲也氏の「Aクラス麻雀」まで出てきました。「麻雀放浪記」で有名な、阿佐田哲也氏が書いた麻雀のバイブルとも呼べる作品です。
なんやかんやで作業が進みませんが、過去に目を通した作品をまた手に取ってみるのは結構楽しいものです。

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