宝塚雑感~きりやん退団の報を受けて

本日、下記の記事のように宝塚歌劇団月組トップスターのきりやんの退団が発表となりました。
<以下引用>
宝塚歌劇団は24日、月組トップスターの霧矢大夢(きりや・ひろむ)が来年4月22日に行われる東京宝塚劇場公演「エドワード8世‐王冠を賭けた恋‐」と「Misty Station‐霧の終着駅‐」の千秋楽を最後に退団すると発表した。
<引用終了>
きりやんの退団には感懐深いものがあります。私が熱心に月組の観劇をしていた頃にはきりやんは2番手におられました。
私の宝塚の初観劇は月組『シニョール ドン・ファン』です。それからもう8年以上経ちました。
月組と星組をメインにしつつも全組観劇していて、多い年には劇団四季等の他の劇団も含めて年間30回近く観劇していました。
私は主として男役のダンサーが好きだったので、特に元月組トップスターのリカさんやあさこさん、元星組トップスターのとうこさんや現在トップのちえさんの応援を密かに(?)していました。
現役生の観劇とは別に、なつめさんやかなめさん、ゆりさんの現役時の往年の舞台をビデオやDVDで観たりしていました。
一般の舞台では、一芸に秀でていればそれなりに活躍できるでしょうが、宝塚歌劇団の場合には歌・ダンス(クラシックバレイ)・芝居・日舞等の総合的な実力で評価され、それ以外にビジュアル・オーラといった点数化できない(これは観客数やファンクラブ・お茶会の動員数等で別個に評価されるのかもしれませんが...)項目が重視されます。
なかなか三拍子揃った方は現れませんし、ビジュアルとオーラも兼ね備えるのは難しい気がします。
きりやんに関しては、宝塚の舞台人の中では滅多に観られない三拍子揃った役者だと思っています。それに関しては、現在宙組在籍中のみっちゃんも三拍子揃った役者でしょう。それでもなかなか実力者が必ずしも圧倒的人気を博せないところが難しいところだと感じています。
芸達者のきりやんの舞台で特に印象に残っているのは、「大阪侍」でしょうか。トップに就任してからの舞台は観に行ってなかったのですが、退団公演は是非見届けたいと思っております。
今週末にはとうこさん主演の舞台「アントニーとクレオパトラ」観劇の予定です。劇場である、「イオン化粧品 シアターBRAVA!」での観劇は、小栗旬が主演した「カリギュラ」以来の4年振りとなり、シェークスピアの舞台の観劇としては、やはり4年前の東京天王洲 銀河劇場での観劇「ヴェニスの商人」以来となります。
観劇の季節です。これからも作品を選んで観劇を楽しんでいこうと思います。

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テーマ : スミレ話@宝塚歌劇団
ジャンル : 学問・文化・芸術