東北地方太平洋沖地震
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
私が16年前の阪神大震災を経験したときは、京都にある総合病院で当直をしていました。京都でも激しい揺れでしたが、けが人がでるほどの被害はありませんでした。その時は、事情があって翌日西宮市に車で向かいました。今考えれば、とんでもなく無謀なことです。被災地を直接訪れても辿り着く保証は全くありませんでした。
あちらこちらで火災の発生や道路の陥没があり、通行止めの箇所も多く、どのような経路を経て辿り着いたのか今でも判りません。それでも何とか辿り着いて目的を果たすことができました。あの震災に関しては、恐ろしかった光景が今でも時折思い起こされます。
でも今度の東北地方太平洋沖地震に関しては、その破壊的効果は阪神大震災の比ではないような気がします。
阪神大震災では、震災自体による被害とそれに伴って発生する火災があっても、街を一気に飲み込んでしまうような大津波や原発被災はありませんでした。
今いちばん恐ろしいのは、原発被災による放射線汚染です。
この方のつぶやきに拠れば、
「爆発の際、オレンジの光が見えたので、水蒸気爆発ではなく、水素爆発と思っていた。官房長官の発言で裏付けられた。炉心はまったく冷却できなくなっている。絶体絶命の状態。」
とのことです。情報が錯綜していて、真相は定かではありません。とりあえず、できることは被災地からできるだけ遠方に逃げる事と、ヨードを多く含む昆布を食べることでしょう。
政府の説明は大本営的発表である可能性があります。このような時にはブログやtwitterが威力を発揮します。ただ巷に氾濫している情報の真贋を把握し、選別するのは、結局は個人の判断に委ねられることになります。

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テーマ : 東北地方太平洋沖地震
ジャンル : ニュース