開業して改めて知る社会のしくみ
今日は朝から三宮に出て、ずっと行政と医師会の講習を受けてきました。
どんな業界でも独立すると様々な指導を受けて、必要な事務処理が膨大にあると思いますが、医療の世界でも非常に多いものです。
美容外科のように自費診療のみの開業なら不要かもしれませんが、多くのクリニック・医院では保険医療を実施するため、国民健康保険・福祉・介護について理解する必要があります。
勤務医のときには、診療技術の向上や臨床経験を磨くことに専念していて、診療報酬明細書(レセプト)の記入はやや面倒に感じていたものです。この記載方法や提出はクリニックの経営上非常に大切なものなので、行政サイドと医師会サイドから説明を受けました。
基本的に日本の殆どの医師は国民皆保険制度を担う保険医でしょうが、保険医療機関の開設者かつ管理者になるに際して大きな責任を求められます。
最近増加してきている医療紛争や医療事故への対策の講習を受けたり、生命保険・損害保険・年金など種々のサービスの提示を受けたりもしました。
産婦人科の場合は、先日公的助成の認定を受けた件をブログで紹介しましたが、がん検診・予防ワクチン・妊婦健診で助成を受けられるため、医師会と行政との連携は欠かせません。
私のクリニックではお産も体外受精も取り扱いませんが、その両者に関しては別に多額の公的助成があります(後者に関しては所得制限がありますが)。
また母体保護法指定医の資格認定の権限が県の医師会にあるため、その点でも医師会の指導は不可欠となります。
今日は、別に麻薬施用者免許証を役所で受理しました。これも処置や手術を実施する上で必要な資格となります。
開業することで事務処理の多さには悩まされますが、改めて社会のしくみを再確認できるように思います。
また開業するのには多くの人々に支えられているんだな、と日々実感しておりますが、多くの組織・団体に個人事業主・責任者として関与することの重みをも感じています。

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美容外科のように自費診療のみの開業なら不要かもしれませんが、多くのクリニック・医院では保険医療を実施するため、国民健康保険・福祉・介護について理解する必要があります。
勤務医のときには、診療技術の向上や臨床経験を磨くことに専念していて、診療報酬明細書(レセプト)の記入はやや面倒に感じていたものです。この記載方法や提出はクリニックの経営上非常に大切なものなので、行政サイドと医師会サイドから説明を受けました。
基本的に日本の殆どの医師は国民皆保険制度を担う保険医でしょうが、保険医療機関の開設者かつ管理者になるに際して大きな責任を求められます。
最近増加してきている医療紛争や医療事故への対策の講習を受けたり、生命保険・損害保険・年金など種々のサービスの提示を受けたりもしました。
産婦人科の場合は、先日公的助成の認定を受けた件をブログで紹介しましたが、がん検診・予防ワクチン・妊婦健診で助成を受けられるため、医師会と行政との連携は欠かせません。
私のクリニックではお産も体外受精も取り扱いませんが、その両者に関しては別に多額の公的助成があります(後者に関しては所得制限がありますが)。
また母体保護法指定医の資格認定の権限が県の医師会にあるため、その点でも医師会の指導は不可欠となります。
今日は、別に麻薬施用者免許証を役所で受理しました。これも処置や手術を実施する上で必要な資格となります。
開業することで事務処理の多さには悩まされますが、改めて社会のしくみを再確認できるように思います。
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