難治性膣脱に対する最新の手術(TOT&メッシュ修復術)の介助
今日は私が非常勤医として勤務している病院で、午後から子宮全摘後の膣脱の患者さまの手術の介助に入りました。
私は勤務医時代には、子宮脱、膀胱脱、膣脱の手術も多く手がけてきましたが、子宮全摘後の膣脱(特に膀胱脱)の手術には苦労していました。
私の専門分野ではありませんが、この分野はurogynecologyと呼ばれる分野で、骨盤臓器脱の手術はメッシュの開発により発展が著しいものがあります。
従来の方法では苦労していた、子宮全摘後の膣脱(メインは膀胱脱)に対する手術でしたが、部長先生は最新のTOT手術&メッシュ修復術を実施されました。この手術に関しては、骨盤の解剖の熟知&手術の経験が問われます。この術式に対して部長先生は独特の変法を追加されていて、より一層膣脱の再発が起こりにくい方法となっていました。
高度な手術を実施するためには、過去に様々な手術を経験し、解剖や術式を熟知している事が必要とされます。この術式に関しては、悪性腫瘍の手術(特に子宮頸癌に対する広汎子宮全摘術)や腹腔鏡下の手術、子宮脱等の手術を通して骨盤深部の解剖を熟知していないと、トラブル発生時には対応できないように思われます。
今日の手術はスムーズに終了しました。開業してもなお、このような新しい術式に接することができるのは有り難いものです。
女性の平均寿命は一層伸びて骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱脱、膣脱)でお悩みの患者さまは増えています。私としては重症の患者さまには、私が現在非常勤で勤務している病院を紹介したいところです。ただ神戸の東端(東灘区)から西端(垂水区)への紹介となり、車でないと非常に遠いのが残念です(嘆)。

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私は勤務医時代には、子宮脱、膀胱脱、膣脱の手術も多く手がけてきましたが、子宮全摘後の膣脱(特に膀胱脱)の手術には苦労していました。
私の専門分野ではありませんが、この分野はurogynecologyと呼ばれる分野で、骨盤臓器脱の手術はメッシュの開発により発展が著しいものがあります。
従来の方法では苦労していた、子宮全摘後の膣脱(メインは膀胱脱)に対する手術でしたが、部長先生は最新のTOT手術&メッシュ修復術を実施されました。この手術に関しては、骨盤の解剖の熟知&手術の経験が問われます。この術式に対して部長先生は独特の変法を追加されていて、より一層膣脱の再発が起こりにくい方法となっていました。
高度な手術を実施するためには、過去に様々な手術を経験し、解剖や術式を熟知している事が必要とされます。この術式に関しては、悪性腫瘍の手術(特に子宮頸癌に対する広汎子宮全摘術)や腹腔鏡下の手術、子宮脱等の手術を通して骨盤深部の解剖を熟知していないと、トラブル発生時には対応できないように思われます。
今日の手術はスムーズに終了しました。開業してもなお、このような新しい術式に接することができるのは有り難いものです。
女性の平均寿命は一層伸びて骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱脱、膣脱)でお悩みの患者さまは増えています。私としては重症の患者さまには、私が現在非常勤で勤務している病院を紹介したいところです。ただ神戸の東端(東灘区)から西端(垂水区)への紹介となり、車でないと非常に遠いのが残念です(嘆)。

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