グーグルの描く未来とアップルの描く未来の相違点
iPhone 4買ってからiPad全く触らなくなってしまった
との記事が注目を集めています。私も個人的には、iPhoneは頻用していますが、iPadは殆ど使用していません。
一方では、
自由過ぎるAndroidがユーザーに敬遠され始めてる? 悲劇のガラケー化する懸念まで噴出中...
との記事もあります。
また、以下のような記事があります。
検索の先にある未来=グーグルCEO
現在ネット上では、アップルとグーグルとで熾烈な覇権争いが演じられています。グーグルはこれまで「検索」を武器にインターネットの分野で圧倒的な存在感を示し、ネット広告を通じて業績を拡大してきました。
一方、iPod,iPhone,iPadで成功をおさめたアップルは、従来の「ネット広告」でなく、「アプリ広告」の拡大に力を注いできました。ただアップルでは、ソフトウェアアプリの搭載を厳格に制限しております。
グーグルによる携帯であるAndroidでは上の記事にあるように、メタボリックと呼ぶことができる程にアプリのソフトに溢れています。その点を上の記事では、「ガラケー化するAndroid」という表現で批判しております。
グーグルのシュミットCEOは以下のように語っていることが上の記事で紹介されています。
<以下引用>
「(ニュース収集事業の不採算性という)問題を解決する唯一の方法は課金性を高めることであり、わたしが知る限り課金性を高める唯一の方法はターゲティング広告の活用だ。つまり、われわれの得意分野だ」
シュミットCEOは、消費者の趣味や嗜好(しこう)に沿って情報や広告を表示させるターゲティング広告の信奉者だ。なぜなら、すべてにおいてターゲティングの重要性を信じているからだ。
<引用終了>
しかし、現在の世界の気候変動(異常気象や地殻変動)で食糧危機や世界恐慌の到来が危惧される今後、上記のような大量生産・大量消費型のターゲティング広告が成功を収めるでしょうか?
これからは地域コミュニティに密着した地産地消型の時代に移行するような気がします。
その点では、目でみえる人と人との対話を重視するテレビ会議を可能にした、iChatを搭載したアップルによるMacBookの戦略は期待できると思います。これからはネットのテレビ会議がある程度普及していくのではないでしょうか。テレビ会議は教育・医療等適用できる応用範囲は広いものです。
ただアップルの世界でも、複数人でテレビ会議できるのはMacBookのみで、iPhone4では、2人の対面のみのビデオチャットに限られてしまいます。
iPhone4でも、将来的にはiChatによるテレビ会議ができるようになることを願いたいものです。