慌ただしく過ぎていく師走の読書~「日月神示」から
先週から今週にかけては特に当直が多く、火・金・日・火と8日間に4回も当直の予定です。当直(産直)するのを余り苦にしていないためか色々な病院から依頼があります。経営上不可欠な業務となっており、この不景気の中、仕事があるのは非常にありがたいことだとも思っております。ただ来年の元旦の朝からの3連泊は流石に精神的にしんどいものです。
都会では私のような婦人科メインで開業するクリニックが増えています。福島の1件(「福島第一原子力発電所事故」ではなく、「福島県立大野病院産科医逮捕事件」のことを指します)以来、産科を取り扱う施設が激減しましたが、最近では地域によっては増加しつつあります。
それでも当直をこなす産婦人科医の絶対数が不足しているため、特に高次基幹病院の産婦人科医は激務に追われています。私立病医院でも年間1000件以上のお産を常勤医4人以下でこなしているところがあり、激務であることには変わりありません。
出産数は最近減少傾向にありますが、それ以上に産科を取り扱う医師の減少が著明なため、周産期医療崩壊の危機を迎えている地域が多々あります。私は元気だけが取り柄のため(汗)、積極的に依頼された当直をこなし、常勤医師の負担軽減に少しでも寄与したいと考えております。
当直が苦にならない理由の一つが、分娩や救急で呼ばれる以外の時間をネットサーフィンや読書に当てることができるからです。最近では、現代まで封印されてきた古代文書に興味を持ち、その関連の書物を読み漁っています。
「出口王仁三郎 三千世界大改造の真相―神の経綸が語る破壊と再生のシナリオ」「カタカムナへの道 潜象物理入門」「謎の根元聖典 先代旧事本紀大成経」等の著作に目を通し、現在は「相似象学会誌」第十一号と「日月神示」を並行して読んでいます。
この2つの作品では、内容・解説において共通点が多々あります。特に後者のかみの語り口には、「旧約聖書」の神の言葉で見られたような響き・語勢の強さがあります。
しかしここでは、旧約聖書で示されているような選民思想は見られません。特に感心した一節を下記にそのまま引用しておきます。


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戦や天災で埒開くようなチョロコイことでないぞ、開いた口ふさがらんことになりて来るのだから、早うミタマ磨いて怖いもの無いようになっておりてくれよ、肉体の怖さではないぞ、魂の怖さざぞ、(中略)マツリ第一と申すのぞ、かみのミコト聞けよ、理屈は悪魔と申してあろが、
(中略)世界のことは皆、己の心にうつりて心だけのことより出来んのざぞ、この道理わかりたか、この道は真中行く道とくどう申してあること忘れるなよ、(中略)この神の申すこと、天の道ぞ、地の道ぞ、人の道ざぞ
<以下第十二巻 第一帖より引用>
今までは悪の世でありたから、己殺して他人助けることを、この上もない天の一番の教えとしていたが、それは悪の天の教えであるぞ。己を生かし他人も活かすのが天の道ざぞ、かみの御心ぞ。
(中略)
神人共にと申してあろが。かみは人に依りかみになり、人はかみによって人となるのだぞ。まことの神の御心わかりたか。今までの教え間違っていること、だんだんわかりて来るであろうがな。
<引用終了>